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アブストラクト(17巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 総義歯顎補綴患者の臨床例 - フッ素系樹脂をもちいた術式の応用 - |
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Subtitle : | 臨床 |
Authors : | 永田康文, 小野康典, 清水忠 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 神奈川歯科大学補綴学教室第二講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 3 |
Page : | 416-423 |
Year/Month : | 1982 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「緒言」 顎補綴(Maxillofacial Prosthetics)は先天的な顎骨欠損や, 種々な腫瘍の摘出手術, 外傷により生じた顎骨の実質欠損が与える機能障害や審美的な欠陥を補綴物で回復をはかる方法を言う. この補綴方法は, 一般的に言う補綴物よりも著しく欠損が大きいために, 外科手術後患者が受ける, 発音, 咀嚼, 嚥下等の機能障害や, 直接外観に現われる審美的障害は, 術者側の予想以上に心理的なダメージを大きく与えている. したがって顎骨欠除に伴う補綴処置は, 患者の社会復帰のためにも重要な意義をもつと思われる. 通常臨床で遭遇する顎補綴は上顎欠損に対するものが比較的多く, 主としてこれに対する研究が進められてきたようである. 顎補綴研究の初めは, 1541年, チャングロスバレー, 1727年, ピエールクオーシャルとされており, 数々の報告がなされている. 顎補綴は患者の顎骨の切除に伴う形態変化と機能障害が大きく, これらの欠落に対する補綴を行う事と相応して, 歯牙の欠損に伴う咀嚼機能の回復を行うことが大きな特徴となっている. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |