アブストラクト(17巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : L929 Fibroblastsに対するLymphokinesの影響 - 特にLysosomal enzymesについて -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 島田二郎
Authors(kana) : しまだじろう
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 17
Number : 3
Page : 439-440
Year/Month : 1982 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 口腔領域における代表的な慢性疾患である歯周疾患は, 歯垢付着にともなう歯周結合組織の変性とも言える. このような変性は, 歯肉溝に存在する細菌や, その代謝産物によって直接的に, あるいは炎症性浸潤細胞を介して間接的に起きるものと考えられる. また, これらのリンパ球を主体とする炎症性浸潤細胞は, 一連の免疫学的な作用を発揮するものと考えられ, 歯周疾患において, 細胞性免疫が関与することを示唆する. これら細胞性免疫が関与する慢性疾患を解明する手段として, 炎症性浸潤細胞を宿主細胞の細胞性現象を捕えることが, 肝要と思われる. そこで著者は, 培養システムを用い, 以下のような実験を行った. 即ち, ブタ末梢血からリンパ球を分離し, リンパ球の培養液中に非特異的マイトジェンであるフィトヘマグルチニンを添加し, 経時的に産生される, 特に24時間から48時間に産生されるリンホカインを採取した.
Practice : 歯科学
Keywords :