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アブストラクト(17巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 口腔内侵襲によるReilly現象発現に対する三叉神経-自律神経反射の中枢路についての研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 岩田ジェームス太一 |
Authors(kana) : | いわたじぇーむすたいち |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 17 |
Number : | 3 |
Page : | 445-446 |
Year/Month : | 1982 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 生体は障害性の侵襲に対しその刺激が軽度であれば生理的条件内で処理し, 器質的変化を示さず内部環境の恒常性を保持するが, 強い刺激の場合種々の程度の病的変化を生ずる. 個体にとって何等かの意味で過剰と考えられる侵襲をこうむった時に自律神経過剰刺激症候群(Reilly現象)として理解される主として出血性の病変をしばしば経験する. 口腔内に侵襲が加わった時も三叉神経を求心路とする三叉神経-自律神経反射が主役を演ずると推定されるReill象現が発現することはこれまでの臨床的, 基礎的研究により指摘されている. 更に三叉神経-自律神経反射の中枢での干渉様式についても主として電気生理学的に検討が進められ, 三叉神経への入力が迷走神経核の細胞に対して促通効果があることが判明しつつある. 著者はこのような主として電気生理学的な手段により推定された三叉神経と迷走神経間の干渉効果がある事を更に形態的にも確認する目的でこの研究を行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |