- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 18巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(18巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 咬合の生化学的研究 - 低機能咬合状態ラット歯根膜のコハク酸代謝について - |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 瑞穂冬樹 |
Authors(kana) : | みずほふゆき |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科診断学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 18 |
Number : | 1 |
Page : | 99-100 |
Year/Month : | 1983 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 咬合状態と歯周組織疾患との間には, 密接な関係があると考えられ, 両者の関連性を探索することは臨床上必須の課題であると考える. しかし, 咬合を通じて歯周組織, とくに歯根膜組織に与えられる外力による細胞代謝性変化とは如何なる物質変化であるかは, 全く不明であった. そこで, 本研究ではラット歯根膜細胞の代謝機能, および低機能咬合状態(咬合圧の減少)が歯根膜細脂におよぼす代謝変動を知ることを目的として, succinate-1,4-14Cをトレーサーとし, TCA回路系有機酸, アミノ酸および非透析性高分子を経時的に3週間後まで追求し, 下記の結論を得た. 1)歯根膜細胞によるsuccinate-1,4-14C取り込み能は, 咬合面切削後3週間までコントロールに対し統計的な有意差を示さなかった. 従って, 低機能咬合状態は細胞膜機能に変化を与えないものと思われる. 2)sucdnate-1,4-14C由来の主要有機酸はfumarate, malateであった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |