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アブストラクト(18巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 血管鋳型法と走査型電顕による内縁上皮直下の血管網の推移について |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 岸好彰 |
Authors(kana) : | きしよしあき |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔解剖学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 18 |
Number : | 1 |
Page : | 109-111 |
Year/Month : | 1983 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 歯肉内縁上皮の発生は, エナメル器を包む縮合エナメル上皮と口腔上皮とが, 歯牙の萌出によって癒合してできる. しかし, そこに分布する血管網の発生についての詳細な報告はなく, したがってその構築過程を知る目的で, 粘調度の低い合成樹脂を血管内に注入し血管鋳型標本をつくり, これを走査型電顕で立体的に細部にわたって, 顎骨中の歯冠形成期から萌出完了までを経時的に検索した. 材料及び方法:雌雄をとわず体重2.3~10kgの雑犬20頭の永久歯胚のうち, 未萌出期の歯冠完成期までは前臼歯と大臼歯を用い, 歯根形成に伴う萌出期以後は, 乳歯との歯牙交換に伴う永久歯胚の血管網への影響を考慮して, 乳歯列の後方に萌出する加生歯だけを用いた. 全ての動物はネンブタール静注後, 両側の総頸動脈を剖出し, これより生理的食塩水にて頭部を環流, ついで2%グルタルアルデヒド(pH.7.4リン酸緩衝液)で環流固定を行った. 注入用のカニューレをそれぞれ顎動脈付近まで挿入し, 直ちに合成樹脂(メルコックス)を注入した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |