アブストラクト(18巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : オットセイ骨格筋抽出peptideの末梢循環におよぼす影響と抽出peptide中生理活性物質の関連
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 辻谷典彦
Authors(kana) : つじたにみちひこ
Organization : 神奈川歯科大学薬理学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 18
Number : 1
Page : 116-118
Year/Month : 1983 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 生理活性物質の進歩は, peptide化学が主体となって進められてきた. すでに, 数多くの生理活性peptideは治療や診断に大いに貢献している. しかし, 口腔領域への応用は殆んど試みがなく, 僅かに, carnosineと今回研究対象としたオットセイ骨格筋抽出peptide(抽出peptide)が臨床的に有効とされているにすぎない. そこで, この抽出peptideが如何なる作用機序により治療効果を惹き起こすか, また, その構造や物理化学的性質と薬力学との関係について検討する目的で本研究がなされた. 本研究は, この抽出peptideがvaso active peptideであるため, 末梢循環に対する作用を薬力学的に考察し, 生理活性のparameterとした. ただし, すでに歯科臨床で応用されているcarnosineを対照薬とした. さらに, 抽出peptide中の生理活性部分の追求も加味して検討した.
Practice : 歯科学
Keywords :