アブストラクト(18巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : An experimental study on tooth fusion in hamsters : A contribution to the study of the mechanism of dental connation
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 小泉政義
Authors(kana) : こいずみまさよし
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 18
Number : 3
Page : 361-362
Year/Month : 1983 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 生後4日目のハムスターより摘出した下顎第1および第2臼歯歯胚が, 同系の成熟した動物の耳の後の皮下へ移植された. 摘出した鐘状期の臼歯の歯胚は, それぞれ隣接面部を部分的に切除し, その切除面を合わせて, ユーティリティワックスで鉢巻状に軽く固定し, 両歯胚が移植後に離れ落ちないようにした. そのようにした組織片を皮下へ移植した. さらに, いくつかの半分に分割された臼歯歯胚も同様な方法で移植した. 移植後30日経過した後, それらの移植片を周囲の組織とともに取り出した. その一部は, 組織学的研究に用いるために固定し, 通法に従って標本の作製を行った. 残りのものは, その周囲組織を可及的に除去し, 肉眼的観察をした後, 写真を撮り, その後研磨標本とした. 象牙質による完全な癒合が, 二つの臼歯の間に発生していた. エナメル質同士の癒合は観察されなかった. それらのあるものは, 歯髄腔を共有していたが, ある残りのものは, 互いに交通していない歯髄腔を所有していた.
Practice : 歯科学
Keywords :