アブストラクト(18巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : モルモットとマウスの脳のオピオイドレセプタサブタイプ
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 藤澤強
Authors(kana) : ふじさわつとむ
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 18
Number : 3
Page : 370-371
Year/Month : 1983 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 歯髄の電気刺激によってオピオイドペプチドが, 脳内に遊離されることが動物実験で確認されており, 更に, 歯髄においてもオピオイドペプチドの存在が示されている. この様な内在性オピオイドペプチドであるenkephalinが脳内から単離された後, オピオイドレセプタが数種類に分類されるに至った. 即ち, ミュー, カッパー, デルタレセプタなどである. これらオピオイドレセプタサブタイプの相対密度には, 種差及び標本による差が著しいことが, 末梢臓器を用いた実験で報告されている. しかし, 中枢神経を用いた実験報告は非常に少ない. 本実験はマウス及びモルモットの脳のホモジネートを用い, 結合実験という手法で, 中枢神経のオピオイドレセプタサブタイプに種差があるか否かを明らかにする目的で行った. モルモットあるいはマウスを断頭後, 全脳を摘出した. 小脳を除いた残りの脳をKrebs-Tris bufferに入れ, ポリトロンでホモジネートを作った.
Practice : 歯科学
Keywords :