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アブストラクト(19巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Disc Tissue Electrophoresisを用いた歯髄の生化学的研究 - イヌによる実験 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 平林正道 |
Authors(kana) : | ひらばやしまさみち |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 19 |
Number : | 1 |
Page : | 74-75 |
Year/Month : | 1984 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 1. 歯髄中に存在する可溶性蛋白質を純粋に分析するために, 被検歯として雑種成犬の犬歯, 計10歯を用いた. 分析にはディスク電気泳動法を用いたが, 通常の方法では1歯から得られる歯髄量が少なすぎ定量性に問題がある. そこで本実験では, 第1の改良点として泳動カラムを従来のものよりも細くしたこと, 第2点として試料用ゲル内に直接組織を包埋して泳動を行うD. T. E法を用いたこと, 第3点としてD. T. E法の欠点を補うため, 生食水による頭頸部局所灌流法を応用し, 歯髄内の血液成分を可及的に除去したD. T. E法による分析を試みた. また, 灌流を行わなかった10歯髄, およびイヌ血清10例についても同様に分析し比較検討したところ, 以下の結論を得た. i) 電気泳動像および病理組織所見より, 歯髄内の血液成分が除去され, 微量歯髄組織液を純粋かつ高分解能で分析する方法が確立された. ii) イヌ血清, 灌流歯髄, および非灌流歯髄では, それぞれ特微ある電気泳動像が得られた. iii)灌流歯髄中にはイヌ血清と共存する多数の分屑が存在したが, 各分屑の濃度にかなりの違いが認められた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |