アブストラクト(19巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ウシ歯根膜におけるProstaglandin E1の影響 - Succinate-1, 4-14C由来の有機酸代謝及び新生高分子について -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 目黒千代恵
Authors(kana) : めぐろちよえ
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 19
Number : 3
Page : 307-308
Year/Month : 1984 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 歯周疾患の病因については, 口腔細菌の直接作用及び, 局所における不都合なる免疫反応が考えられている. 一方, プロスタグランジン (PGs) は, 多様な生理活性を持つ物質の一つであり, 炎症反応においても, ケミカルメディエーターとして重要な役割を持つことが明らかとなっている. 歯周組織の炎症についても, PGsがその発症及び進行に深く関与していることを示唆する報告は多い. しかし, PGsの歯周組織の細胞に対する影響については, 基質最終産物であるコラーゲン生合成に関する報告はみられるが, 中間代謝物並びに可溶性高分子合成に対する代謝変動に関する研究は殆どみられない. そこで本研究では, プロスタグランジンE1 (PGE1) が歯周組織の細胞にどのような影響を与えるか, 細胞の基本代謝系であるTCA cycle系有機酸の合成および, 可溶性高分子合成について, succinate-1, 4-14Cをtracerとして, in vitroのshort term incubation系を用いて検索した.
Practice : 歯科学
Keywords :