アブストラクト(19巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 下顎運動計測システムの開発とその応用
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 菊田大士
Authors(kana) : きくただいし
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 19
Number : 3
Page : 310-311
Year/Month : 1984 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 下顎の運動を運動論的に解明しようとする場合には, 少なくともあらゆる部位の3次元的位置を時間軸と対応して計測することが必要である. 運動によって時々刻々と変化する下顎の位置・姿勢は, 上顎に対して有する6自由度を検出することによって記録することができる. また, その時刻における任意点の上顎に対する位置は, その点の下顎に対する位置と記録した6自由度に関する情報をもとに演算して求めることができる. 従来, 下顎の6自由度は, キモグラフィオンに直接描記されていた. しかし, 1960年代後半からは, 電気的に変位を検出するセンサの技術と, 膨大のデータを処理できるコンピュータの発達によって本格的に行われるようになっている. また, 任意点の下顎に対する位置の計測は, 石膏模型と顔弓, あるいは石膏模型とセファログラムなどによって間接的に行われており, 直接生体で計測されている例はほとんどみられない.
Practice : 歯科学
Keywords :