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アブストラクト(19巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | ヒト乾燥頭蓋における接触点の衝撃滅衰能力に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小笠原嘉一 |
Authors(kana) : | おがさわらかいち |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 19 |
Number : | 3 |
Page : | 312-313 |
Year/Month : | 1984 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」 近年, 音響や振動を利用して顎口腔系の性状の解明が多方面にわたり行われているが, 咬合時や咀嚼時に歯に加わった力の咀嚼系への伝達様相等は未だ不明確な点がある. 特に咬合の出発点である上下顎歯の接触関係およびその隣接歯との接触関係を動的に研究したものはあまり報告されておらず, 振動学的現象のもとに接触点とそれにより構成される歯列全体の機能を解明した研究は現在見当たらない. そこで著者は動的状態における接触点と歯列の機能の解明にあたり, 実験試料としてヒト乾燥頭蓋を用いて正常咬合ならびに早期接触を与えた場合の接触点を介した歯列の衝撃減衰能力等について実験を行い, 以下の要旨を論文で述べた. 本実験は2つの実験計画に基づいて行い両者の結果から総括的に結論を求めた. 実験Iは著者らが上下顎衝撃配分比実験で製作した咬合Simulate Modelを使用して人為的タッピングを行わせ, 正常歯列中の被検歯と被検歯の両隣接歯を除去して接触点を喪失させた2つの状態を観察し, 接触点の有無により被検歯が受ける衝撃の差異を比較検討した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |