アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 術後性頬部嚢胞の臨床病理学的研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 佐藤良三
Authors(kana) : さとうりょうぞう
Organization : 岩手医科大学歯学部口腔病理学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 20
Number : 1
Page : 131-132
Year/Month : 1985 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」目的:術後性頬嚢胞に関する研究は種々の分野において数多くなされているが, 本症を副鼻腔炎手術後, あるいは自覚症状の出現後から来院までの経過期間などと病理組織所見との関連から検討を加えた報告は稀であり, ことに本症を組織肥満細胞の動態より検討された報告はみられない. よって私は, これらについての詳細な検索を目的とした. 検索材料ならびに方法:材料は岩手医科大学歯学部口腔病理学教室で取扱った126例を選んだ. これらは10%ホルマリンで固定, 通法によりパラフィン切片とし, ヘマトキシリン・エオジン染色, また必要に応じてPAS染色, ワンギーソン染色, クリスタルバイオレット染色, その他の染色を施して鏡検した. 組織肥満細胞の検索は, 厚さ5μの切片にpH4.4の0.01%トルイジンブルー染色を施し, 標本上で無作為に10視野を選び計数した. 結果:A. 各種臨床的所見の関連結果は次の通りである.
Practice : 歯科学
Keywords :