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アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 遊離端義歯の変位について - ファイバースコープによる観察 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 清水洋 |
Authors(kana) : | しみずひろし |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科補綴学 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 20 |
Number : | 1 |
Page : | 133-134 |
Year/Month : | 1985 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」パーシャルデンチャーは機能, 審美性の回復および諸組織を障害せずに顎口腔系と調和し, 残存組織を長期間保全しつづける事が重要な使命である. なかでも遊離端義歯は人工臓器として生体に対する調和が困難とされ, この原因は支台歯および残存歯の変位量と床下組織, とくに顎堤粘膜の変位量との差が大きいためとされている. また咬合力や咀噌力の負担は歯牙および粘膜による混合負担様式をとるが, 義歯後方に支台歯が求められず, 義歯が不安定となって残存組織が損傷されやすい. このような事項を解決するために種々な支台歯の保護法が報告されているが, 究極的には残存歯および欠損部顎堤に対する咬合力や咀嚼力の均等配分が最も大切な事となる. この事を合理的に実行するためには, 歯や顎粘膜の機能時の変位様相を明らかにし, その上で機能を営む遊離端義歯の変位を明確にする事が重要な課題となる. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |