- HOME
- > 一般の方
- > バックナンバー:神奈川歯学
- > 20巻1号
- > アブストラクト
アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 臼歯部用コンポジットレジンの破壊靱性について |
---|---|
Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 吉本壮平 |
Authors(kana) : | よしもとそうへい |
Organization : | 東日本学園大学歯学部歯科保存学第二講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 20 |
Number : | 1 |
Page : | 137-139 |
Year/Month : | 1985 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」臼歯部咬合面の実質欠損の修復に適応される材料には, 強大な咬合圧に耐えるに十分な強靱性が要求され, とくに, 修復材の縁端強さは修復物の辺縁封鎖性に直接的な関連を有するものとして重要視されている. しかしながら, 修復物縁端が咬合圧を受ける際に, その内部には圧縮, 引張り, 剪断などの複合した応力が生ずると考えられるので, 従来, 歯科理工学の領域において通常行われている機械的特性を評価するための測定法では, in vivoにおける辺縁の破壊に対する抵抗性を端的に表わすことは不可能であるとされて来た. そこで著者は一般工学領域において脆性材料の強さを表わすために用いられている破壊靱性値に着目し, さらに, 近年, セラミックスや複合材料の強さの測定法として適切であるとされている圧痕法による破壊靱性測定法の歯冠修復材料への導入を試みた. 供試材としては, 近年, アマルガムに代って臼歯質欠損の修復材として開発が進んでいる臼歯部用コンポジットレジンP10(3M社)を用いた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |