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アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 低濃度フッ化物溶液 (F : 100ppm) 洗口によるう蝕抑制効果 第1報 : 臨地試験結果 第2報 : エナメル質およびプラークに及ぼす影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 荒川浩久 |
Authors(kana) : | あらかわひろひさ |
Organization : | 神奈川歯科大学口腔衛生学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 20 |
Number : | 1 |
Page : | 142-144 |
Year/Month : | 1985 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」フッ化物洗口法は, 公衆衛生特性に優れたう蝕予防手段として広く応用されているが, 洗口条件などは, いまだに不統一であるところが多い. 特に, フッ素濃度が決定された根拠は, そう明確なものとはいいがたいようである. そこで, 従来のものよりかなり低濃度化した0.023%弱酸性(pH5.0)NaF溶液(100ppm F)による週5回の洗口を実施し, そのう蝕抑制効果を検討するとともに, う蝕抑制機序に関する実験的研究を試みた. 対象は, 同一地域にある2小学校児童であり, 1校を洗口校, 他校を非洗口校として, フッ化物洗口以外は全く同様な歯科保健管理を行った. まず第1報では, 入学時点から卒業するまで本研究に参加した洗口校79名, 非洗口校63名の口腔内審査結果から前むき的にう蝕抑制効果を検討した. 6年後の洗口校児童のう蝕抑制率は, DMFT指数で52.2%, DMFS指数で51%と有意なものであった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |