アブストラクト（20巻1号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： Preparation of Monoclonal Anti-Lea by Immunization with Human Red Cell Lea Substance and its Application to Blood Grouping of Lewis System
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors　： 今井忠治
Authors（kana）　： いまいだだはる
Organization　： 東北歯科大学口腔診断学講座
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 20
Number　： 1
Page　： 152-153
Year/Month　： 1985 / 6
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」Lewis式血液型は, 1946年にMourantが発見して以来, 多くの研究者により, その抗原構造, 集団遺伝学的調査, 唾液との相関などの研究が行われている. この血液型のうち抗Leaおよび抗Leb抗体については, 前者はYoungら(1983), 臼田ら(1984)により, 後者はBrockhaus(1981)によってmonoclonal抗体が作成されている. しかしYoungらによる抗Lea monoclonal抗体の作成は, 胎便から抽出したglycolipidを免疫抗原とするもので, 免疫前操作が極めて繁雑であることなどの欠点がある. また, 本邦におけるLewis式血液型の出現頻度は, 東京, 群馬, 福岡などで調査されているが東北地方南部のそれは不明である. 著者は, 市販のLea物質を抗原として, 臼田らの方法に準じて抗Lea monoclonal抗体を作成し, この抗体と市販のpolyclonal抗Leb抗体とを併用して東北地方南部のLewis式血液型の出現頻度を研究調査した.
Practice　： 歯科学
Keywords　：