アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 抜去歯のモーダル解析
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 白沢勝沖
Authors(kana) : しらさわかつおき
Organization : 神奈川歯科大学補綴学教室第1講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 20
Number : 1
Page : 154-155
Year/Month : 1985 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯科領域の音響や振動を利用した研究では, 歯そのものの振動特性を正しく理解する事が大切である. 種々な研究法によって, この問題に対するアプローチが試みられているが, 求められた結果に差があり, 未だ充分とは考えられない. 筆者は, この問題を解決するために, 現在のエレクトロニクスの進歩によって生みだされた, 機械振動系の最先端技術でもあるモーダル解析を, 抜去歯の共振周波数解明にとり入れる事を試みた. 実験システムは小型加振器, レーザードップラー振動計(LDV), 2ch, FFTアナライザーおよびコンピューターより構成される. モードの解析はm/sec2/Fによる周波数伝達関数をもとにして, 物体の動特性のみを求めるので外力の影響は除外され, 正しい結果がえられる. 抜去歯の加振方向を最も共振が生じやすい歯軸に対する90°加振, 歯軸に一致した0°加振および45°加振として, 各々における共振周波数を観察した.
Practice : 歯科学
Keywords :