アブストラクト(20巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 障害者歯科医療の臨床的指針に関する研究 - 術前検査における赤血球数およびその平均恒数の比較 -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 酒井信明
Authors(kana) : さかいのぶあき
Organization : 神奈川歯科大学小児歯科学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 20
Number : 1
Page : 155-157
Year/Month : 1985 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」近年, 社会福祉の進展に伴い, 障害者に対する諸施策が強く推し進められ, 特に医療に関しては高い関心が払われるようになってきた. 一方, 障害者の歯科医療には多くの困難が伴い, リスクの高い患者が多いと考えられ勝ちのこともあって, 一般に敬遠される傾向が強い. 障害者の歯科診療においては, 患者の行動管理もしくは医学的管理の上から, 全身麻酔あるいは精神鎮静法を応用する症例が多く, このような場合は術前に全身状態を評価する必要がある. しかし, 従来, 障害者の歯科に関する報告は, それぞれの診療施設における患者の実態調査にとどまっており, 術前患者の全身状態評価についての研究は皆無に等しい. 障害者のなかには検査資料の不十分な症例も少なくない. そこで, 検査し得た症例について, 障害との関係を検討することは, 今後の障害者歯科臨床上, 有益と考えられる.
Practice : 歯科学
Keywords :