アブストラクト(20巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 歯肉縁下に及ぶコンポジットレジン修復物の歯肉に対する影響
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 鈴木淳子
Authors(kana) : すずきじゅんこ
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 20
Number : 3
Page : 419-420
Year/Month : 1985 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」今日, 保存修復学領域において, コンポジットレジン修復は特に審美性が要求される前歯部修復の主流をなすものである. しかしながら, 本修復法においては一般に滑沢な表面を得ることが困難とされ, また, エッチングの導入により歯質接着性が飛躍的に向上したものの, なお, 歯肉側窩縁における辺縁封鎖性については問題が残されている. このようなコンポジットレジンの諸問題に起因すると考えられる歯周疾患が臨床でしばしば見受けられる. そこで, 本研究では歯肉縁下に適応されるコンポジットレジン修復物の歯肉側窩縁における適合性やその表面粗さの歯周組織に及ぼす影響を検索するため以下の実験を行った. すなわち, ブラッシングにより, 健康歯肉にならしめたオス成犬7頭の上下顎第3, 第4小臼歯または第1大臼歯の歯肉縁下に及ぶV級窩洞に, エッチングを施し, 荒研磨, 細研磨またはグレーズ処理をしたものと, エッチングを施さず細研磨をした4種のコンポジットレジン修復を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :