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アブストラクト(20巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 頭部の振動伝達時間に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 澤田教彰 |
Authors(kana) : | さわだのりあき |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 20 |
Number : | 3 |
Page : | 428-430 |
Year/Month : | 1985 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」補綴臨床において, 咀嚼圧や咬合圧の均等配分という理念から咬合診断が重要視され, 各種診断機器を応用し, 咀嚼筋, 顎関節, 咬合接触などの診査が行われている. しかし, 咬合や咀嚼によって歯に加えられた力が, 咀嚼系から全身へ伝達する様相は, 経路の解剖学的構造や物理特性などが複雑に絡み合い, その解明は非常に困難である. またME機器の進歩によりこれらの研究も非常に正確な結果が得られる反面, 測定方法に差があり, データー間の比較を困難なものとしている. さらに波形や時間領域に主眼点をおいた咬合音診断では, 人の聴覚による診断と電気的信号による診断との間に使用機器の精度や術者の聴覚の個人差があり, 客観性が乏しいなどの問題点も生じる. 著者は, この様な問題の解決の一手段としてインパルスハンマーを用いて歯を強制加振し, その振動が頭部の各受振部位に伝達する場合の時間領域, とくに振動伝達時間の測定を試みた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |