アブストラクト(21巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ジフェニルヒダントイン性歯肉増殖症の生化学的研究 - ラット歯肉コハク酸-1,4-14C代謝におけるDPHの影響 -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 出口真二
Authors(kana) : でぐちしんじ
Organization : 神奈川歯科大学保存学教室第二講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 21
Number : 1
Page : 133-134
Year/Month : 1986 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」従来, Diphenylhydantoin (DPH) 性歯肉増殖症に関して, 臨床的および形態学的に数多くの研究がなされている. しかし, 本疾患に関する生物化学的発現機序解明については幾多の問題が未解決のまま残されている. そこで, 本論文ではDPHの歯肉組織に対する直接作用としていかなる代謝変動を惹起するのか, また, それらの変化は加齢に依存するのかを検索するために, 他の結合組織である口蓋粘膜, 皮膚および実質臓器である肝と比較検討した. ウィスター系ラット, 3・5・8週齢 (W) の雄より歯肉, 口蓋粘膜, 皮膚および肝を採取した. 各組織のスライス (湿性重量 : 250mg) にTCA cycle系中間代謝物質であるSuccinate-1,414C (specific activity : 1,67μci/ml medium) を添加基質としてDPH (6.7μg/ml) による代謝変動を検索した.
Practice : 歯科学
Keywords :