アブストラクト(21巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 小児および成人前歯開咬患者の形態的特徴と咀嚼筋機能に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 新出淳
Authors(kana) : にいでじゅん
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 21
Number : 3
Page : 428-429
Year/Month : 1986 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」骨格性前歯部開咬は, 歯科矯正学的に現在もっとも治療が困難とされている不正咬合の1つである. 本研究は, 小児から成人に至る過程で著明にあらわれてくる開咬の骨格的特徴と咬筋および側頭筋の機能の変化の関連性を探り, 開咬治療の一助とすることを目的として行われたものである. Hellmanのdental age IIIA~IIIB前期の小児前歯部開咬者15名を小児開咬群, IVA以降の前歯部開咬者14名を成人開咬群とし, 同時期にある正常な前歯部被蓋関係を有するものを小児対照群 (15名) および成人対照群 (30名) とした. 各被検者の臼歯部咬合力を測定し, また最大かみしめ時の左右咬筋 (Ma) および側頭筋前腹 (Ta) のEMGデータからパワースペクトルを求めた. 各スペクトルの累積50%にあたる周波数をMFとして表わし, スペクトル毎のパワー値の合計からEMGの実効値 (rms EMG) を求めた.
Practice : 歯科学
Keywords :