アブストラクト(21巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : タッピング衝撃に対する歯および頭部の振動応答特性
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 近藤永
Authors(kana) : こんどうながお
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 21
Number : 3
Page : 439-440
Year/Month : 1986 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」咬合音解析は, ME機器の進歩とあいまって, 多方面にわたって盛んに研究が行われるようになった. 咬合音解析にあたって, マイクロフォンを顔面皮膚上にあてて行う方法が一般的であるが, 多くの音の媒体を経由するため, 外部雑音の影響を受けやすく, 真に歯の特性を把握しているか否かには問題がある. この問題を解明するために, 直接加速度ピックアップを歯に設置し, 歯に伝わる振動をとらえ, 周波数領域や, 時間領域からみた研究が多数報告されているが, 実際のタッピングを加振源としているものは少なく, また, 歯の振動と骨伝導による振動を同時記録したものではない. 以上の様な状況下において, 著者は咬合音分析にあたり, タッピング時の歯の早期接触音を利用して, これらを歯と前頭部において同時測定を行って, 各々の部位における振動特性差を知る必要性を認めた.
Practice : 歯科学
Keywords :