アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Down症候群における顎骨骨梁パターン解析に関する研究
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 三宅久実男
Authors(kana) : みやけくみお
Organization : 神奈川歯科大学麻酔学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 239-241
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」Down,J.LがDown症候群についてはじめて1つの疾患単位として報告して以来120年を経過した. その間, 細胞遺伝学研究や病態に関しての臨床医学的研究, 統計学的分析など多くの研究が進められている. 一方, 顎顔面および口腔領域においてもDown症候群特有の症状について数多く報告されるようになった. しかし, 顎骨骨梁に関して十分な検索を行ったものは認められない. 顎骨骨梁検索の意義は, 本症候群に低年齢時より発現する歯周疾患の原因解明につながるばかりでなく, 加齢に伴う全身的な骨代謝の推測にも重要な指標となり得る. 以上の観点から, 著者は新しく開発されたレーザースキャンシステムを利用したデジタルラジオグラフィ(F.C.R)をオルソパントモグラフィに応用し, Down症候群と健常者との顎骨骨梁パターンを解析し, 併せて両者の加齢的相関関係について検討を加えた.
Practice : 歯科学
Keywords :