アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : マウス顎下腺介在部細胞の分化について
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 林弘之
Authors(kana) : はやしひろゆき
Organization : 神奈川歯科大学組織学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 241-242
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」マウス顎下腺には形態的に性的差異が存在し, 興味ある研究対象とされている. これは特に顆粒管で報告されているが, 成熟マウスでは介在部導管においても形態的に明らかな雌雄差がみられる. しかしながら, 幼若期では未熟分泌導管とされるterminal tubuleが存在し, 成熟顎下腺の組織構造とは明らかに異なり, また離乳前には導管系細胞の雌雄による形態的差異は認められない. 介在部導管については, 幼若期の顎下腺構成細胞からいかなる形態変化をなして成熟構造へと発展するか未だ明確にされていない. そこで本研究は, 出正直後から10週齢に至るICR系雌雄マウス顎下腺の発達過程を, 光顕並びに電顕的に観察するとともに, その際の構成細胞数の比率と各構成細胞の面積の変化を検討し, 介在部導管を中心として, 幼若期から成熟期に至る顎下腺構成細胞の変化について検索し, 以下の結果を得た.
Practice : 歯科学
Keywords :