アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Potassium Gluconate (K-GL) のカリウム維持効果- 赤血球をモデルとしたK-GLのK+輸送機構 -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 又吉勝男
Authors(kana) : またよしかつお
Organization : 神奈川歯科大学歯科薬理学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 243-244
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」臨床的に用いられているカリウム製剤, potassium chloride (KCl), potassium aspartate (Asp-K), potassium gluconate (K-GL) について比較した場合, 低カリウム血症の改善にはKG-Lが最も強い効果を示し, とくにカリウム貯留時間が長いという点で優れている. しかし, KG-Lのもつ低カリウム血症改善作用の機構については, まったく知られておらず, K-GLが血中K+レベルをどのように維持しているのか解明することは興味深い. 本研究で, K-GLのラット赤血球K+輸送に対する効果をKClおよびAsp-Kと比較検討し, KG-Lの血中K+レベル維持の機構を考察した. 1. 3種カリウム塩は, Na+-rich cellのK+ uptake rateを増加させたが, この増加はK-GLに最も強く認められた.
Practice : 歯科学
Keywords :