アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : ヒト顎下腺におけるアンドロゲン動態に関する研究- 特にアンドロゲン結合タンパクについて -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 北村豊
Authors(kana) : きたむらゆたか
Organization : 神奈川歯科大学生化学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 252-253
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」臓器のアンドロゲン依存度は, その組織細胞内の, アンドロゲン量, アンドロゲン代謝能, アンドロゲンレセプターの量および親和性に左右される. またアンドロゲンのうち, testosterone(T). 5αdihydrotestosterone(DHT), 5α-androstane-3α, 17βdiol(3α-Diol)は重要なステロイドであり, この動態によってもアンドロゲン依存性が決定される. 本論文は, ヒト顎下腺のアンドロゲン動態を知るべく, 男性13症例, 女性10症例より得られた顎下腺を用いて検索したものである. つまり, アンドロゲン量は, トータルホモジネートを用いラジオイムノアッセイ(RIA)でT, DHTを測定し, アンドロゲン代謝は, マイクロソーム画分のT→DHT→3α-Diol代謝を検索した. さらに本論文の中心となっているレセプターアッセイについては, T, DHT, estradiol 17β, それに合成アンドロゲンであるmethyltrienolone, miboleroneを用い, サイトソールおよび核でのアッセイを阻害実験, ゲルクロマトグラフィーを中心に行った.
Practice : 歯科学
Keywords :