アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 時間軸波形からみた歯の動揺度測定の試み
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 平川和助
Authors(kana) : ひらかわかずすけ
Organization : 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第I講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 257-258
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯の動揺度測定は, 歯の健康状態を推測する手段として重要な事項の1つであり, 我々は振動を応用して種々な研究を行って, これを解決しようとしてきた. 即ち, 加振源にランダムノイズ, サインウエーブの強制加振およびインパクトハンマー加振, 受振に加速度ピックアップを利用し, 分析法はメカニカル・インピーダンス法, 掃引分析法などの数多くの条件の組合わせである. その結果, 剛なものから軟なものへと共振周波数値は高い値から低い値へと移動すること, レベル値は被検体の性状や加振法による変化が多く, 実際の臨床では, 共振周波数値の移動で, 歯の動揺度をいいきれる程の変化は見られなかった. その後, 周波数領域からの追求よりも時間領域からのアプローチが有効なことを考え, Poly-Oxy-Metylene製インパクトハンマーで歯を打診, マイクロホンで受診して, 歯の打診音を採取して分析する方法を考えた.
Practice : 歯科学
Keywords :