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アブストラクト（22巻1号：神奈川歯学）
Japanese
| Title ： | ジフェニルヒダントイン性歯肉増殖症の生化学的研究- ラット歯肉コハク酸-1,4-14由来glycosaminoglycan合成におけるDPHの影響 - |
|---|---|
| Subtitle ： | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
| Authors ： | 宮城功 |
| Authors（kana） ： | みやぎいさお |
| Organization ： | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第II講座 |
| Journal ： | 神奈川歯学 |
| Volume ： | 22 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 261-262 |
| Year/Month ： | 1987 / 6 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 神奈川歯科大学学会 |
| Abstract ： | 「論文内容の要旨」5,5-Diphenylhydantoin(DPH)は抗痙攣作用があるが, 副作用として歯肉増殖症がある. その発現機序解明がDPH性歯肉増殖症ばかりでなく, 歯肉疾患病因論解明に一助となると考えられる. 従って本研究は, まず, DPHが歯肉組織へ相接作用するか否か, また, いかなる代謝変動を示すのかを, 5および8週齢の雄ウィスター系ラットを用いて検討した. TCA cycle系の中間代謝物質であるSuccinate-1,4-14Cを基質として, 高分子物質合成およびglycosaminoglycans合成について検索し, 下記の結果を得た. 1)DPHにより, Succinate-1,4-14C由来の高分子物質, 特に細胞外基質合成能は, 5週齢でコントロール群に比べて, 5.12±3.07倍, さらに8週齢で1.94±0.46培であった. 2)高分子物質の分子サイズ分布は, Sepharose CL-6Bのgel chromatographyから分子量300,000以上の分画, 分子量30,000～100,000の分画および分子量約30,000の分画にSuccinate-1,4-14C由来の放射能が検出された. |
| Practice ： | 歯科学 |
| Keywords ： |
