アブストラクト(22巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 歯科洋X線撮像装置 (Dentalux) に関する研究- 歯内療法における基本特性について -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 斎藤仁一
Authors(kana) : さいとうじんいち
Organization : 神奈川歯科大学保存学教室第III講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 1
Page : 270-272
Year/Month : 1987 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」歯内治療とくに根管処置は, 施術部位が直視不可能のため, 診断はもとより術中・術後にX線撮影がきわめて頻繁に利用されている. しかし, X線被曝が社会問題となっている現状から, 照射線量を大幅に減少せしめ, かつ煩雑なX線フィルムの現像操作が不必要でモニターTV上に瞬時に見られるDentaluxの使用は, 歯内治療を効率的に行うことが可能となり得る. しかし, DentaluxのX線検出器はI.I.とTV装置からなるため, 従来の口内法X線写真とは種々の点で異なる. 本研究では, 歯内療法で使用した際のDentaluxの基本的な特性, とくに拡大像に対しての画質との関連性について探究した. また, Dentaluxに関する基礎的研究では, 本装置は従来の歯科用X線装置に比べ, その照射線量は約1/600と報告されているが, その被曝の詳細については測定されていないので, 骨入りファントームとTLD素子を用いた被曝線量測定を行った. これらの実験により, 次のごとき結果が得られた.
Practice : 歯科学
Keywords :