アブストラクト（22巻3号：神奈川歯学）

神奈川歯学

Japanese

Title　： 生体材料に対する細胞の接着機構に関する研究
Subtitle　： 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors　： 木村守隆
Authors（kana）　： きむらもりたか
Organization　：
Journal　： 神奈川歯学
Volume　： 22
Number　： 3
Page　： 547-549
Year/Month　： 1987 / 12
Article　： 報告
Publisher　： 神奈川歯科大学学会
Abstract　： 「論文内容の要旨」歯科領域で汎用されるBiomaterialは, 生体内, 特に骨組織との反応性の差異により3つのグループに分類される. 第1群は, 生体内で安定であり, Biomaterialが線維性結合織で覆れるか, 直接骨組織と接触した状態となるAlumina ceramics, Titanium, Zirconia ceramicsに代表される生体不活性材料(Bioinert material)である. 第2群は, Hydroxyapatite ceramics, Bioglassなどが属し, Biomaterial表層と化学的に結合する生体活性材料(Bioactive material)である, 第3群は, 宿主の組織発生を誘導し, 置換する生体崩壊性材料(Biodegradable material)であり, Tricalcium phosphateが属する. 各Biomaterialに対する組織反応性の差異がいかなる生化学的機構により発現するか不明な点が多い.
Practice　： 歯科学
Keywords　：