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アブストラクト(22巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯胚の生化学的研究- 特に歯小嚢のアルカリフォスファターゼについて - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 濱田三郎 |
Authors(kana) : | はまださぶろう |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 22 |
Number : | 3 |
Page : | 551-552 |
Year/Month : | 1987 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」歯および歯周組織の形成, 発育に関する問題は歯科医学全般にわたって重要な課題である. 特に, 歯胚の発育過程において歯周組織の形成をになう歯小嚢に関しての研究は必須であり, その細胞の生化学的特徴を明らかにすることは重要と考えられる. しかし, 歯小嚢における細胞生化学的研究は殆ど行われていないのが現状である. そこで, 骨形成における骨芽細胞のmarker enzymeとして広く認められているアルカリフォスファターゼ(ALPase)に着目し, コラゲナーゼ処理により得られた細胞について発育時期別に, 組織形成の特徴を明らかにするための指標として用い, 検索した. 1.5~2歳のウシ下顎前歯永久歯歯胚を発育別に3つのstageに分け, それぞれ歯小嚢と歯乳頭を採取し, Brandらの方法に従い37℃90分間のコラゲナーゼ処理を行った. 得られた遊離細胞1×105個に対し, p-nitrophenylphosphate(pH10.15)を基質としてALPase活性の測定を行い, さらにALPaseのphenotypeを知るために反応速度論的解析, 熱および阻害剤による効果について検索し, 以下の結果を得た. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |