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アブストラクト(22巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 歯髄血管系と急性炎症の形態学的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨 |
Authors : | 小串政彦 |
Authors(kana) : | こぐしまさひこ |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 22 |
Number : | 3 |
Page : | 558-559 |
Year/Month : | 1987 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」歯髄組織は象牙質によって囲まれた血管と神経に富む疎性結合組織で, わずかに根尖孔あるいは側枝を介して外界と交通するきわめて特殊な環境に置かれた組織といえる. 若い成犬の歯髄組織の血管網は表層部に特徴的な3層構造を形成している. すなわち最表層から順にterminal capillary network(終末毛細管網), capillary network(毛細管網), venular network(細静脈網)に区別され, この内側にmain blood vessels(主幹血管)が位置している. またcapillary networkは動脈性の上行脚と静脈性の下行脚より成っている. 今回は無注水下で窩洞形成を行い4時間後の急性歯髄炎における各血管網の形態的変化を, 血管反応として知られる透過性亢進と好中球の遊出を中心に検索した. 特に透過性亢進部位を知るにあたって血管構築の観察に用いられてきたMMA樹脂をtracerとして考え, MMA樹脂の血管外への漏出を立体的血管構築の中で追跡するとともにその信頼性について微細構造と照し合わせて観察した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |