アブストラクト(22巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 高速電鋳加工に関する研究- 口蓋形態の影響 -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 丁海暎
Authors(kana) : ていかいえい
Organization :
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 3
Page : 561-562
Year/Month : 1987 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」電鋳加工法は, その優れた加工精度や製作工程の単純さのために, 金属床の製作法として補綴領域に導入されてきた. そして, 従来ニッケル主体で行われていた電鋳加工に合金電着を応用することによって, 床用材料としての機械的性質や耐蝕性等の向上が図られた. 一方, 電着時間においては, 低電流密度による加工のため, 電鋳体の完成までに長時間を要していた欠点が改善され, 高電流密度の使用によって製作時間の大幅な短縮が可能となった. しかし, 高速電鋳加工法による合金電着は行われておらず, 電着時の模型の形態による影響も検討されていない. そこで, 本研究では, 流動電解方式による改良型の歯科用高速電鋳装置を用いてニッケル・コバルト合金による電鋳床の製作を試みると共に, 臨床応用への試みとして口蓋形態の異なる3種類の無歯顎口蓋原型を用いて電着を行い, 口蓋形態による電着体への影響について検討を行った.
Practice : 歯科学
Keywords :