アブストラクト(22巻4号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : MKG計測における規格装置の考案と臨床応用について
Subtitle : 臨床
Authors : 玉置勝司*, 菊田大士**, 渡辺英男*, 山村雅章*, 青木英夫*, 浮谷實**
Authors(kana) :
Organization : *神奈川歯科大学補綴学教室第3講座, **神奈川歯科大学補綴学教室第2講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 22
Number : 4
Page : 724-727
Year/Month : 1988 / 3
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「I. 緒論」MKG(Mandibular Kinesiograph)は, その機能および操作性から研究面や臨床面に幅広く応用されており, 特に, 顎機能の動態や顎機能障害の診断などにおいてその価値は高い. しかしながら, 実際の計測においては, 運動軌跡の歪み, 及び計測装置の再現性に関する問題点が従来より指摘されていた. 歪みに関しては, 顎運動の精度という点で重要であり, 補正式や補正装置などにより検討が行われている. 一方, 装置の再現性は, 計測データの経時的な比較を行う場合, 基準平面の設定に関して不可欠であり, この件についてHannamは, フェイスボウを用いて頭蓋に対するセンサーアレイの位置を決定している. しかし, センサーアレイに対するマグネットの定位も重要な要素であり, 著者らは, 頭蓋に対するセンサーアレイ, さらにセンサーアレイに対するマグネットの位置の再現性を同時に得るための計測条件規格化装置(Setting Apparatus, 以下S.A.とする)を考察, 試作した.
Practice : 歯科学
Keywords : マンディブラー・キネジオ・グラフ, 計測装置の再現性, 計測条件規格化装置