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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 根管用ファイルの切削効率に関する研究 - 試作切削試験機による検討 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 永井旺介 |
Authors(kana) : | ながいおおすけ |
Organization : | 神奈川歯科大学歯科保存学教室第III講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 1 |
Page : | 134-135 |
Year/Month : | 1988 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」根管治療を成功させるためには, 根尖歯周病変の原因となるさまざまな起炎性物質を根管から徹底的に除去することが不可欠とされている. しかしながら, これらの起炎性物質を除去するための根管の拡大・形成処置は煩雑でしかも少なからぬ時間を必要とする. このようなことから, 根管拡大処置の効率化を求めて, エンジン駆動の根管拡大用装置や, 最近では超音波振動を応用した根管拡大用装置が新たに開発され, 臨床面で注目をあびつつある. しかし, これらの装置においても, 実際の根管壁切削に携わる部分には依然として, 従来の手用ファイル類と同じ刃部形態をした小器具が流用されているにすぎない. したがって, エンジン駆動の根管拡大用装置, また, 超音波応用の装置に適した根管拡大用小器具の開発が今後の課題となると考えられる. この前提として, 手用操作, エンジン駆動ならびに超音波振動を与えて操作した時のファイル類の切削効率を比較検討することは, 根管拡大の効率化を図るうえで極めて重要と思考される. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |