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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | Computed panoramic tomographyによる低線量撮影に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 斎藤康裕 |
Authors(kana) : | さいとうやすひろ |
Organization : | 神奈川歯科大学放射線学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 1 |
Page : | 139-140 |
Year/Month : | 1988 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」歯科医療におけるX線診査の役割は, 近年ますます重要視されつつある. とくに, パノラマ撮影は, 歯科臨床においてきわめて広く利用されている. また, 最近, 被曝線量の軽減の目的でデジタル・ラジオグラフィーの1つであるFuji Computed Radiography (略称 ; FCR)が医療に利用されている. 今回, 著者は, FCRをパノラマ断層写真に利用して, 低線量化と画像の改良をはかる目的で実験した. そして, FCRのパノラマ像(以下, LPT像と略す)と従来のパノラマ像(以下, CPT像と略す)の診断価値について比較, 検討した. その結果, つぎの結論をえた. 1) CPT像は, 少ない照射線量の条件で撮影すると, 画像の診断能は低下し, 特に歯根膜腔, 歯槽硬線, エナメル質・象牙質境界部のような微細な像の診断能は, 著しく低下した. 2) 現状のパノラマ撮影装置における最低の照射線量で撮影したLPT像の診断価値は, CPT像の約2倍の診断価値を示した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |