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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 種々のヒドロキシアパタイトの溶解性に関する研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 藤原努 |
Authors(kana) : | ふじわらつとむ |
Organization : | 神奈川歯科大学化学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 1 |
Page : | 140-142 |
Year/Month : | 1988 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」骨や歯の硬組織の主体をなすカルシウムヒドロキシアパタイト(Ca-HAp)の無機酸や有機酸に対する溶解性や, その溶解性に対する微量無機成分の影響などの基礎的研究として, Ca-HApおよびカドミウム, 鉛のヒドロキシァパタイト(Cd-HApおよびPbH-Ap)を合成し, これらの溶解性を検討した. さらに, Ca-HApについては種々の有機酸における溶解量を測定し, 有機酸のCa2+錯体の安定度定数とCa-HApの溶解量の関連性を調べた. その結果 (1) 化学量論的な組成でしかも結晶性の良いCa-HAp, Cd-HApおよびPb-HAp合成し, その無機酸に対する溶解度から熱力学的溶解度積を求めた. その結果Ca-HAp, Cd-HApおよびPb-HApについてそれぞれ115±0.3, 128±0.7および158±0.4の溶解度積を得た. ここでCd-HAp, Pb-HApの合成および溶解に関して, その生成のpH範囲を詳細に検討したところ, Cd-HApについては37-60°CではCd5H2(PO4)4(H2O)4中に微量生成し, 80°C以上になると中性付近ではじめて単一の相として沈殿した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |