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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フッ素-ランタン二段処理法による歯質の難溶化 IV. 永久歯象牙質への適用 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 根岸秀幸 |
Authors(kana) : | ねぎしひでゆき |
Organization : | 神奈川歯科大学化学教室 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 1 |
Page : | 142-143 |
Year/Month : | 1988 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」フッ素およびランタンの二段処理(F-La処理)は, 歯質の酸抵抗性を向上させる目的で, フッ化物の中で酸に対して特に難溶性である希土類フッ化物を歯質表面に生成させる方法として考案された. すなわち, 酸性フッ素リン酸溶液処理(APF処理)後, 引き続いて塩化ランタン溶液で処理(ランタン処理)することにより, 表面に非晶質フッ化ランタン(LaF3)を生成させる二段処理法である. すでに, エナメル質にF-La処理を適用することにより, 酸に対する溶解性を著しく抑制することを明らかにした. う蝕はエナメル質だけでなく, 象牙質にも発生する疾患である. そこで, 本研究はF-La処理法の二次う蝕予防への応用の可能性を調べるために, ヒト象牙質に適用し, 酸溶解試験を行い, 処理条件と耐酸性効果の関係を検討した. また, 歯質表層あるいは表面における, フッ素, ランタン元素等の分布, 生成物の同定などの状態分析を行った. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |