アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 生体材料の生化学的研究 - 機械的外力による細胞応答について -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 松本徹
Authors(kana) : まつもととおる
Organization : 神奈川歯科大学歯科補綴学教室第II講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 23
Number : 1
Page : 146-147
Year/Month : 1988 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」近年生体材料, 特に人工歯根のインプラントは臨床的に成功を収めている. しかしその基本的細胞生化学的解析は充分とは言えない. 特に, 人工歯根は常時咬合力が加わるために, mechanical stress存在下での細胞の応答性の研究を進めなければならない. そこで, ヒト歯根膜線維芽細胞(HPLF), ヒト歯槽骨骨芽細胞(HABC)および歯肉線維芽細胞(Gim-1)を用いて, 生体材料と細胞代謝の関係がmechanical stressによってどう応答するのか, その機構を知る手始めとして直接細胞に重量を加える手法によって行った. 実験材料はヒト歯根膜および歯根槽および歯槽骨よりmigrateしたprimary cultured cellsを継代し, passage7~10のHPLFおよびHABCを用いた. 生休材料は直経16mm, 厚さ1mmのplate状に成形し, bioimertなceramicsとしてalminum ceramics(Al), およびMAS-SiC, またbioactiveな複合結晶ガラスとしてCPS, CPSN, さらにSiCウィスカーを含むCPS-SiCとCPSN-SiCを用いた.
Practice : 歯科学
Keywords :