アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : Bacteroides gingivalis細胞壁ペプチドグリカンの化学構造と免疫生物活性
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 鹿谷實
Authors(kana) : しかやみのる
Organization : 神奈川歯科大学口腔細菌学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 23
Number : 1
Page : 166-167
Year/Month : 1988 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」近年, 歯周病の病因に関する研究において, 異なる病型の歯周病にはそれぞれ特異的細菌あるいは細菌群が関与していることが明らかにされるとともに, 歯周病における組織破壊が生体の免疫応答に基づく組織障害である可能性が示唆されている. 従って, 局所における免疫応答を刺激する歯周病原細菌由来の因子を明らかにすることは, 歯周病の病因を考える上で極めて重要であると考えられる. 本研究では, 歯周病原細菌として最も注目されているBacteroides gingivalisの細胞表層成分から細胞壁ペプチドグリカンを分離し, その化学構造を明らかにするとともに免疫生物活性について検討した. 実験にはBacteroides gingivalis 381株および1021株を供試し, 4% SDSによる煮沸処理およびプロナーゼ, トリプシン処理を行って細胞壁ペプチドグリカンを分離した.
Practice : 歯科学
Keywords :