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アブストラクト(23巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 骨シンチグラフィーとゼロラジオグラフィーを用いた骨傷治癒過程に関する基礎的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 佐藤和夫 |
Authors(kana) : | さとうかずお |
Organization : | 東日本学園大学歯学部小児歯科学講座 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 1 |
Page : | 173-174 |
Year/Month : | 1988 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」ラット顎骨骨傷治癒過程を, 99mTc リン酸化合物による骨シンチグラフィー, ゼロラジオグラフィー, 軟X線検査ならびにマイクロラジオグラフィーにて経日的に観察し, 得られた所見を比較検討するとともに, 治癒過程のリン酸代謝についても検討することを目的とした. 実験の方法は, ラット下顎骨に実験的骨傷を作製し, 小動物用ピンホールコリメーターを用いて骨シンチグラムを得た後に, 別群で得たゼロラジオグラム, 軟X線写真, マイクロラジオグラムならびにトルイジンブルー染色と比較検討した. その結果, 次のような所見が観察された. 1) 骨シンチグラフィーでは, 骨傷作製後4日目から99mTcの取り込みが認められ始め, 21日目で最も強い陽性像を示した. その後, 取り込みは経日的に減少し, 骨傷作製後49日目では健常骨と全く同様であった. 2) ゼロラジオグラフィーならびに軟X線検査では, 骨傷作製後7日目から外骨膜性の新生仮骨の形成が認められたが, 微細な構造を観察することはできなかった. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |