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アブストラクト(23巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 迷走神経背側運動核機能に対する三叉神経刺激の影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 梶原影正 |
Authors(kana) : | かじわらかげまさ |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 3 |
Page : | 424-425 |
Year/Month : | 1988 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」三叉神経に加えられた侵襲は他の体性神経に加えられた侵襲に比し特にReilly現象(白律神経過剰刺激症候群)を起こしやすいことが知られている. Reilly現象は木来は自律神経の中枢又は末梢に与えられた過剰刺激により引き起こされる全身諸臓器の血管運動性の擾乱あるいは平滑筋の緊張, 運動異常による器質的病変を病態とする非特異的な症候群であるが, 三叉神経への過剰刺激は自律神経への過剰刺激と同様のReilly現象を引き起こす. 三叉神経に対する侵襲が, 何故にReilly現象を起こし易いかについては三叉神経-自律神経反射の重要性があげられているが, その祥細な機序は未知である. 本研究では迷走神経の最終共通路となる背側運動核(背側核)の細胞に対して三叉神経の入力がどのような干渉を示すか, そしてそれが口腔内侵襲によるReilly現象発現にどのような役割を果すかについてα-クロラロース麻酔ネコを用い, 背側核の単一ニューロン放電様式を指標に, 三叉神経(眼窩下神経, 下歯槽神経, 舌神経)の干渉様式について電気生理学的に検索した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |