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アブストラクト(23巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | フルニトラゼパム静脈内鎮静法に関する臨床的研究 - 血漿カテコールアミン, 下垂体-副腎皮質ホルモン濃度からみた評価 - |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 岸本幸郎 |
Authors(kana) : | きしもとゆきお |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 3 |
Page : | 436-437 |
Year/Month : | 1988 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」歯科治療における各種操作や手術時の疼痛除去に対しては局所麻酔法が広く使われているが, 痛みは完全に抑えられても, 患者は不安, 恐怖・緊張という精神的苦痛を想像以上に感じていることが多い. このようなストレスに対して近年になり精神鎮静法が広く行われるようになり, 精神鎮静法は単に精神面での苦痛を緩和させるだけでなく, その苦痛が誘因となって生じる偶発症を防ぐ目的にも臨床的価値が認められるようになった. フルニトラゼパムは静脈内鎮静法に広く使われてきたジアゼパムと同じベンゾジアゼピン誘導体であるが, ジアゼパムに比べると10~20倍の鎮静, 筋弛緩, 抗痙攣作用をもち, 血管痛をはじめとする血管障害も少ない薬剤である. 本研究はストレスホルモンといわれる交感神経-副腎髄質系, 下垂体-副腎皮質系ホルモン, すなわち血漿エピネフリン(EP), ノルエピネフリン(NE), Adorenocorticotropic hormone(ACTH), cortisol, ヒト成長ホルモン(HGH)と血糖値を, 歯科小手術時に経時的測定し, フルニトラゼパムによる静脈内鎮静法の内分泌系への影響について調査し, その臨床的有用性について考察したものである. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |