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アブストラクト(23巻3号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | 吸水およびサーマルサイクルがコンポジットレジンの機械的特性に及ぼす影響 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 熊田さえみ |
Authors(kana) : | くまたさえみ |
Organization : | |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 23 |
Number : | 3 |
Page : | 437-438 |
Year/Month : | 1988 / 12 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」前歯部の審美性修復材料として発展して来たコンポジットレジンは, その諸物性の改善により, 従来臼歯部修復法の主流をなしていたアマルガムに代わり, 新時代の臼歯用修復材料として多大の期待がよせられている. しかしながら, 多くの臨床試験の結果が示すように, 依然として修復物辺縁の破析や摩耗などが観察され, 臼歯部歯冠修復材としては未だ必要にして且つ十分な物性を備えているとは言い難い. このことは過去の報告に見られる物性試験の多くが, 口腔内の種々な環境因子を考慮していないことによると考えられる. そこで本研究では, 重合方式の異なる前, 臼歯用の4種のコンポジットレジン修復材料を用い, 吸水およびサーマルストレスによる物性の劣化の程度を, 破壊靱性, 硬さ, ならびに動的試験として繰り返し荷重下における疲労強さを指標として評価し, その破壊のメカニズムについて検討した. その結果, 1) 4種コンポジットレジンの吸水量は材料間に多少の差がみられるものの, 水中浸漬4週間でいずれも経時的に増加する傾向を示した. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |