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アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)
Japanese
Title : | KKY-agar - Streptococcus mutans 選択培地 - を用いたう蝕活動性試験の疫学的研究 |
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Subtitle : | 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨 |
Authors : | 杉山義祥 |
Authors(kana) : | すぎやまよしあき |
Organization : | 神奈川歯科大学予防歯科 |
Journal : | 神奈川歯学 |
Volume : | 24 |
Number : | 1 |
Page : | 247-248 |
Year/Month : | 1989 / 6 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 神奈川歯科大学学会 |
Abstract : | 「論文内容の要旨」著者らは, う蝕発生に対し最も有力な原因菌であるプラーク中のS.mutansを指標とするう蝕活動性試験(KKY test)を開発し, 主に乳歯列を有する幼稚園児に対して本試験の判定結果と, う蝕の現症ならびにう蝕罹患の予測性との相関を検討した結果, 臨床的に優れた試験法であることを報告した. しかし, KKY testのみならず, 一般的にすでに臨床応用されているう蝕活動性試験でも, 永久歯を有する学童を中心に経年的観察を行った報告はほとんどみられない. そこで, 本研究では, 神奈川県下の某小学校生徒1~5年生計502名を対象として, 本試験法を実施した上で1年間3回の口腔内診査を行い, そのう蝕有病状況ならびにう蝕発生との関係を統計学的に検索し, 併せて検体採取部位の適否について検討を加えた. その結果, 1. 初診時のう蝕活動性試験判定結果が陽性の者ほど, う蝕有病状況が段階的に悪化していることが明らかとなった. また, -群, ±群, +群, ++群の各群間において統計学的に有意差を認めた. |
Practice : | 歯科学 |
Keywords : |