アブストラクト(24巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : EFFECT OF EPIDERMAL GROWTH FACTOR ON PROTEIN SYNTHESIS IN HUMAN ALVEOLAR BONE CELLS.
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 藤枝真
Authors(kana) : ふじえだまこと
Organization : 神奈川歯科大学口腔生化学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 24
Number : 1
Page : 264-265
Year/Month : 1989 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」ヒトの歯槽骨細胞(HABC)から分離された骨芽細胞は長期間の継代後も特異的な性質を保持しており, しかも高いアルカリフォスファターゼ活性を持ち, したがって, この細胞はin vitroでの骨代謝に関するホルモンの影響を検討するための有効な実験材料である. c-AMPは多くのホルモンのセカンドメッセンジャーとして作用し, パラサイロイドホルモンや, プロスタングランディンも, c-AMPを介して骨代謝に作用することが知られている. しかし, ヒトの骨芽細胞での物質代謝変動に関する情報はきわめて少ない. そこで本研究は, HABCの培養系を用い, この細胞のタンパク合成に対する上皮成長因子(Epidermal Growth Factor, EGF)の影響について検討した. HABCを2%FCS含むmediumで4日間培養し, その後, 種々の濃度のEGF(1-100ng/ml)を含む培養液と交換し, 3H-thymidineを3時間反応させて, DNA合成に対する影響を検討した.
Practice : 歯科学
Keywords :