アブストラクト(24巻3号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : 電鋳加工の歯冠補綴への応用 - 陶材焼付けメタルフレームについて -
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文 内容および審査の要旨
Authors : 渡邉実
Authors(kana) : わたなべみのる
Organization : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科歯科補綴学第2講座
Journal : 神奈川歯学
Volume : 24
Number : 3
Page : 566-567
Year/Month : 1989 / 12
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」今日, 患者の歯冠修復物に対する関心や要望は外観審美に対するものが多くみうけられる. そこで, 術者もこれらの期待に答えるべく, 審美性に優れた歯科材料を用いた補綴処置を心掛けることが必要となってきている. 歯冠補綴材料の中で, 陶材は色調の再現性や生体親和性に優れた特徴を有することから, 歯冠補綴を行う場合, 主に陶材を利用した方法が一般的に普及し定着している. そして, 陶材による審美的修復物として主流をなしているのは, 金属焼付け陶材冠である. しかし, この方法についてもなお, 常に製作法に関与する問題点がある. 一方, 電鋳加工法は, 加工の困難とされる複雑な形態の成形や表面精度の向上などの要求に対して, 特に細部にわたって正確な反転複写性の特長を有する金属加工法である. したがって, 直接作業用模型上に金属を成形加工するものであるため, 鋳造加工法の複雑な工程と熟練技術の必要性などを簡素化することが可能である.
Practice : 歯科学
Keywords :