アブストラクト(25巻1号:神奈川歯学)

神奈川歯学

Japanese

Title : A Conparative Study of Androgen Binding in Rat Submandibular Grand and Prostate
Subtitle : 神奈川歯科大学大学院歯学研究科博士論文内容および審査の要旨
Authors : 頼近龍
Authors(kana) : よりちかりゅう
Organization : 神奈川歯科大学生化学教室
Journal : 神奈川歯学
Volume : 25
Number : 1
Page : 128-129
Year/Month : 1990 / 6
Article : 報告
Publisher : 神奈川歯科大学学会
Abstract : 「論文内容の要旨」 ラット顎下腺と前立腺複葉のサイトソールおよび核画分のアンドロゲン結合について, 標識したR 1881, T, HDTを使用して比較研究するために, Wistar系ラット6週齢の雄と雌を使用し, 3H-ステロイドとサイトソールあるいは核をTris-HCl Buffer (pH 7.4)中にて, 4℃で20時間インキュベートした. Sephacryl S 200カラムクロマトグラフィーでは, 顎下腺の核では1つの結合ピークが, サイトソールでは2つの結合ピークが見られた. つまり, ラット顎下腺アンドロゲン結合物質は, サイトソールでは2種類, 核では1種類存在することが示唆された. 前立腺も顎下腺の核およびサイトソールの溶出パターンに相似していた. 核では分子量14-20kDaのサイトソールでは分子量150-200kDaの結合蛋白として回収された. 顎下腺と前立腺の核にはサイトソールで認められた分子量14-20kDaのアンドロゲン結合サブユニットが存在していた.
Practice : 歯科学
Keywords :